闘鶏野神社(つげのじんじゃ)
闘鶏野神社は、天照皇大神、応神天皇、天児屋根命(あめのこやねのみこと)等を祭神とする。
創建の年月は不詳であるが、もとは八幡大神宮と称し、氷室(ひむろ)の氏神として崇敬を集めたという。
闘鶏野は、仁徳天皇六十二年頃、額田大中彦皇子(ぬかたのおおなかひこのみこ)の猟場であったといわれ、奈良県の闘鶏野などとともに、記・紀の「氷室」発見伝承に基づく。また闘鶏を「ツゲ」と読むのは、鶏鳴が神託を「告げる」ことに由来するという。
ここより北の丘陵上には、南面した前方後円墳があり、闘鶏野古墳と呼ばれている。
平成元年三月
高槻市教育委員会
(闘鶏野神社横の立看板より)