現場写真と出土遺物(2011/2/19)

歌木簡
歌木簡は、通常の木簡の長さが20〜30cmであるのに対して、60〜75cm(2〜2尺半)の長大な木簡で、片面だけに若を1行書きで、1字1音表記したものです。他の木簡とは区別して絵会のために使用されたと考えられています。
「万葉集」に収録されている歌が書かれた歌木簡は、滋賀県紫香楽宮跡の「あさかやま」木簡と馬場南遺跡の「あきはぎ」木簡の2例だけです。ほかに奈良県石神遺跡では、飛鳥時代の板に下句のみが落書き風に記されたものが出土しています。
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歌木簡は第3次調査で出土した遺物です.
瓦製相輪は第3次調査で曲水状池跡屈曲部周辺から出土した遺物です.