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伊勢遺跡 現地説明会 発掘の成果

|並び建つ祭殿|SH-1の特異性

並び建つ祭殿

 今年6月の確認調査によって、新たに独立棟持柱付き建物が発見され、全部で5棟になりました。柱穴(ちゅうけつ)は建物の内側にむかって深く、底には拳大の河原石が敷かれていました。また、棟持柱は建物側へ約8度傾斜していました。この建物の北側約17mの地点でも大型建物が発見(28次調査)されていて、柱の配置や傾き、建物の規模、柱穴の堀方など、今回の建物と双子ともいえるほどそっくりで、しかも棟を揃えて建てられていました。
 ここから約200m東の大洲地区でも、同様に2棟の独立棟持柱付き建物が棟方向を揃えて建てられていました。
 このようなことから、伊勢遺跡では2つの祭殿が並び建ち、2棟の真ん中に立つと三上山を見ることができます。

以上、展示パネルより

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