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岩屋遺跡

はじめに/岩屋遺跡の時代と周辺の遺跡岩屋遺跡E地区 主な遺構自然流路SR203と3ケ所の堰/堰1と用水路

※下記の文、写真、図は、すべて当日の配付資料からの引用です。

現地説明会資料
平成15年12月21日
兵庫県教育委員会
埋蔵文化財調査事務所

自然流路SR203と3ケ所の堰

上流(左側)から流れてくる水に対して、まず堰2で流れの速度をゆるやかにして、堰1で流れる方向を変えて用水路に水を引き込んでいます。


堰1と用水路

堰1は用水路の方向に沿って横木を渡して、上流側に杭を斜めに立てかけて打ち込み、流れの方向を用水路の方に変えています。横木は前後から打たれた杭で頑丈に支えられています。さらに、前には斜め方向に打ち込まれた2列の杭列があり、堰1にかかる水流の負担をやわらげています。強い水流から堰を守りながら、巧みに向きを変えて用水路に水を引き込んでいたことがわかります。

はじめに/岩屋遺跡の時代と周辺の遺跡岩屋遺跡E地区 主な遺構自然流路SR203と3ケ所の堰/堰1と用水路

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