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配付資料
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ここに掲載しているものは、すべて平成13年6月30日の現地説明会で配布された資料の内容です。
奈良文化財研究所のホームページにも同じ内容のものが掲載されており、画像はそちらのほうがきれいです。
(ただし文章も画像のため、表示に時間がかかります)
今回の調査は橿原市市営住宅の建て替え工事に伴なって実施したもので、調査区は東西58m、南北38mの約1950平方メートルです。
調査地は藤原京の左京七条一坊西南坪にあたります。この坪は西が朱雀大路、南が七条大路に面する場所で朱雀門から約300m程のところです。調査地の東側の坪である左京七条一坊西南坪では「皇子宮」と記された木簡が橿原市の調査で見つかっています。また、朱雀大路の西側の、左京七条一坊西南坪では坪の東西を二分する中軸線上に大型の東西棟建物が見つかっており、1町占地の宅地である可能性が考えられています。今回の調査区も当時は藤原宮に近接する一等地であり、重要な遺跡であることが予想されました。
調査は4月3日からはじめ、現在継続中です。