配付資料
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平城第365次調査(旧大乗院庭園)
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|調査の経緯と経過|旧大乗院庭園について|調査の成果|検出遺構 北区|検出遺構 南区|略年表|
奈良文化財研究所 |
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I期 江戸時代の遺構 岸辺 最上層を茶褐色の積土で形成した東大池西南隅の陸部。現在の東大池の岸辺にくらべ直線的な平面形をしていて、『大乗院殿境内図』に描かれた状況とよく一致する。 礫面 地底から岸辺のたちあがり部分にある直径10cm大の礫がならぶ面。取水暗渠埋設掘形の壁面ではこの礫面が積土の下部に延びる様子がうかがえることから、中世以前の東大地底の礫面である可能性も考えられる。 石列 調査区の東端、陸部が池にむかって落ち込む部分にある15c瓜程度の石を乱雑にならべた遺構。F大乗院殿境内図』ではこの部分に長方形の敷石を描いており、この地固め石の可能性も考えられる。 南北溝 調査区の中ほど、池底から岸辺へのたちあがり部分にある青灰色粘土の地山面をほり込んだ溝。残存状況がわるく詳細は不明だが、江戸時代の護岸に関する遺構か。
II期 明治時代以降の遺構 取水口 池水を取水するための樋門。直径40cm大の丸太を加工したもので、上部に柱による栓を設ける。 取水暗渠埋設溝 取水口から西南にくだる暗渠のための溝。暗渠には明治時代初期につくられた常滑産の陶管を用いる。 杭列 岸辺に沿ってならぶ杭列。取水施設の設置より新しく、工事後に護岸を補修した時のものと考えられる。 |
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