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平城宮第一次大極殿院 西楼の調査

調査の概要検出遺構出土遺物まとめ
奈良時代後半の平城宮と宮内の主な楼閣建物の位置木簡釈文史料付録

平城第337次調査現地説明会資料
8020518奈良文化財研究所 平城宮跡発掘調査部

「堆定は正しかった・・・やっぱり西棲はあった。」

 調査の結果、ほぼ推定された通りの位置に、東楼と全く同じ規模、構造であると考えられる建物が見つかりました。柱抜き取り穴の規模から見て、非常に太い柱が、地中深くまで埋め込まれていたことがわかります。このことに加えて、建物の外側の柱を掘立柱にして構造を安定させていることから、この場所には、高い建物、すなわち楼閣建物があったと推測できます。やっぱり西楼はあったのです。
 今回の調査の結果、南門の西側に楼閣建物を確認しました。これで門の両脇に楼閣建物が存在したことになります。平城宮の最も重要な施設である大極殿院の正面を飾る建物として、ふさわしい規模と構造であったといえるでしょう。

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